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もめない遺言書に欠かせない「付言事項」

     

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遺言書を書いておけば安心。そう思っていたのに、「内容は正しいのに、気持ちが伝わらなくてもめた」というケースが増えています。そんなときに役立つのが「付言事項」です。

この記事では、もめない遺言書に欠かせない付言事項の役割や書き方のポイントをわかりやすく解説します。

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  • 付言事項とは、法的効力はないが“想い”を伝える部分
  • 家族が「なぜそうしたのか」に納得する手がかりになる
  • もめやすいケースほど、気持ちの説明が効果的
  • 文例や相談を活用して、書き方に迷わない工夫を
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※参照元:シナジープラス公式サイト(https://synergy-plus.group/information/特許取得のお知らせ-2/)
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                 一般社団法人 全国幸せ相続計画ネットワーク代表理事 亀島 淳一さん
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代表理事 亀島 淳一さん
           

付言事項とは?
遺言書の中の
「想いを伝える言葉」

付言事項の定義と、
書く位置・形式

遺言書の内容には、法的効力を持つ遺言事項のほかに、法的効力のない「付言(ふげん)事項」があります。付言事項には、遺された家族や親しい人に向けて、これまでの感謝の気持ちや相続に際して伝えたい想いなど、遺言者のメッセージを記すことができます。

付言事項を書く場所や順序に決まりはありませんが、遺言事項に続く最後の部分で署名・捺印の前に書かれることが一般的です。

法的効力はないが、
実は一番読まれる部分

付言事項があることで、相続人が遺言の内容についてより理解を深め、スムーズな財産分割を進めることにつながります。付言事項には法的な強制力はありませんが、遺言者の想いや人柄を感じられる部分でもあるため、遺言書の中でも一番読まれる部分です。

なぜ「書く/書かない」で
大きな差が出るのか

付言事項には法的効力がないため、書かなくても遺言書の有効性は変わりません。しかし、付言事項を書くのと書かないのでは、相続人の心情に大きな差があります。

心がぶつかり合う相続の現場において、被相続人の想いをしっかり伝えることは、遺された者同士の争いを防ぐことに効果があるのです。

なぜ付言事項が“もめない相続”につながるのか?

家族が“理由”を理解できると
納得しやすくなる

亡くなった人に財産分配の理由を聞くことはできません。その代わり、生前に記した遺言状の付言事項で被相続人の想いを知ることができます。

どんな想いで分配を決めたのか、相続した財産をどのように活用してほしいのかといったことを記しておくことで、遺産分割の理由に納得感が生まれ、相続上のもめごとを減らすことができます。

特定の人に多く遺す場合の
トラブル予防になる

法定割合と異なる遺産分配を行う場合に、付言事項を残しておくことは効果的です。たとえば「長女には長年介護で世話になったから」「家業を継いでくれる次男のために」というように、一部の相続人により多く分配する理由が残されていることでトラブルの予防になります。

感謝・ねぎらいの言葉が
家族関係をつなぐ

遺された家族や親族がもめずに財産相続するには、気持ちがこもった付言事項を記しておくことが有効です。これまでの感謝やねぎらいの言葉があることで、被相続人と相続人の関係性を確認することができ、遺産分配に関しても納得感や公平感を高めることになります。

付言事項を上手に
書くためのヒント

形式にこだわらず、
自分の言葉で書く

付言事項には、法律で定められた書き方はありません。被相続人の想いを自由に書いてよい部分ですので、形式にこだわらず自分自身の言葉でつづることが大切です。

うまい文章が思い浮かばないという場合は、本やインターネットの情報を参考にしてもよいですが、丸写しにするのではなく自分の気持ちをこめて書きましょう。

一人で悩まず、第三者の
視点を入れる

託したい想いがあふれ出して言葉がうまくまとまらない場合には、一人で悩まず第三者の視点を入れることも大切です。人に相談することで自分の気持ちも整理されて、文章の内容を客観的に見つめなおすことができます。

第三者の目は、誤字脱字や意味の通じにくい表現がないかをチェックしてもらうことにも役立ちます。

書いたあとは、誰に見せるかも
考えておく

付言事項は、誰に向けたメッセージなのかを明確にしておきましょう。書いた後に見せる相手を具体的に想定することで、言葉づかいや表現を調整できます。

たとえば、見た相手が傷つく可能性のある内容や、特定の相続人を批判するような内容は、相続自体をネガティブなものにしてしまうおそれがあります。相続人や遺言執行者がスムーズに相続を行えるような配慮も必要です。

まとめ
一般社団法人 全国幸せ相続計画ネットワーク代表理事 亀島 淳一さん
代表理事 亀島 淳一さん
まとめると
もめない遺言書に
大事なのは想いを記す
「付言事項」

遺言書には「法的な分け方」だけでなく、「なぜそうしたか」という“想い”を添えることで、家族の受け止め方が大きく変わります。それが「付言事項」です。財産の配分に正解はなく、残された家族が納得し、関係を壊さずに過ごせるかがとても大切です。

たとえば、「長男には介護をお願いしていたから多めに」といった一言が、誤解や不満を防ぐきっかけになります。もめない相続のためには、事実だけでなく気持ちを伝えることも、立派な準備のひとつなのです。

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※参照元:シナジープラス公式サイト(https://synergy-plus.group/information/特許取得のお知らせ-2/)
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一般社団法人 全国幸せ相続計画ネットワーク代表理事 亀島 淳一さん
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